コンクリート躯体に防水工事をする際に必要になるのは下地処理です。
下地が脆弱だと上に乗る防水層が下地に強固に接着せず、健全な防水層を形成する事ができません。
従って健全な防水層=健全な下地と言えます。
しかし下地処理は他業者が施工し、不十分な状態で引き渡しを受けている場合が多々あります。
その場合、健全な防水層を形成する事は困難になります。
 ならば、防水施工会社が下地から防水まで一貫施工をすれば、もっと良い施工が出来るのではないか。
そんな思いから下地処理事業を発足しました。

☆取り扱い工法の紹介

WJ(ウォータージェット)工法

ウォータージェット工法(以下WJ)は150~280MPa程度の超高圧水を使用してコンクリートの目粗し、切削、斫り作業から、塗装、防水・防食塗膜の剥離、撤去を行う工法です。
ブレーカー斫り作業と比較すると、振動が少なく人体負荷が少ない工法となります。
また、振動がない為、マイクロクラック発生を抑制でき構造物にも負荷が少ない工法となります。
弊社では高速道路の既存床版防水の表面処理や、上下水道施設の劣化部除去の施工を行います。

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ハンドガン施工

 

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吐出圧力150MPa~240MPaの超高圧ポンプを使用し対象物の劣化部を除去する施工方法です。
ノズルヘッドを高速回転させながら超高圧水を噴射し、効率よく洗浄、はくり作業を行うことができるウォータージェットガンです。
必要以上の削り出しがなく、断面修復時の材料を必要最低限に抑えることができます。

同時吸引施工

対象物の表面処理、塗装、塗膜などを同時吸引型ジェットを用いて吸引を行う施工方法です。
同時に吸引しながら施工を行うため、粉塵の飛散を最小限に抑えることができます。
ノズルヘッドが内部で高速回転することにより、ハンドルを握り押し当てるだけで効率的な施工が行えます。

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フロアクリーナー施工

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対象物の床面をクリーナー内部のノズルが高速回転し超高圧水を噴射し塗膜はくりを行う施工方法です。
同時吸引型なので粉塵やゴミが最小限に抑えることができます。
はくりがし難い端部用も特注生産し、健全な下地を形成することが出来ます。

SB(ショットブラスト)工法

ショットブラスト工法(以下SB)とは、対象物の既存塗膜や不純物を除去し、健全な下地表面を露出させるので、防水層の下地作りに最適な工法です。
SBマシン内部にあるインペラー(羽)が回転し、その遠心力でショット玉を打ち付け下地表面を剥離・研掃します。同時吸引型なので打ち付けたショット玉は強力な集塵機によって回収されます。
回収されたショット玉とゴミはセパレーターで分別されます。

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ライノス斫り工法

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ライノス斫り工法は搭乗式の斫り機械です
既存の防水層を機械下部のスクレーパ部で剥離していきます。
従来工法の手斫りに比べて剥離性能に優れ、省力化や大幅な作業時間の短縮が可能です。
自走式駐車場防水や高速道路床版防水の剥離作業に活躍します。